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織り上がり!~裂きピーへの道その9




こんにちは、ZONOです。


「裂きピー」は


「裂き織りピーコート」のことです。





糸ソウコウをつけたり、


なんやかんやで織っていくと



RIMG0557_R.jpg



こんな感じで


でろでろと織れてきました。



そして、


日々、


こつこつと織って、


ついに!!



RIMG0610_R.jpg



織り上がりましたーーー


8mくらい。




RIMG0611_R.jpg



一部だけですが


綾織りも入っております。




RIMG0560_R.jpg



こんな感じです。


白いところを見ていただけると


分かりやすいですが、


綾織りだったり


平織りのところがあったり。




織り上がると


感慨もひとしおですねーー。


すでにやりきった感があります。




ま、ここから仕立てるのが


大変なんですけどね・・・・。







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[ 2017/11/30 13:00 ] 手織り | TB(-) | CM(0)

糸ソウコウ!~裂きピーへの道その8





こんにちは、ZONOです。


「裂きピー」は


「裂き織りピーコート」のことです。




やっと経糸を機にかけ、


緯糸もできて


織り始められるようになりました。



いままでずっと平織りばかりでした。


平織りは二本のペダルで織ります。



今回は少し綾織りをやってみることにしました。


綾織りは斜めに模様が出てくる(斜紋)のが特徴です。


身近なところだと


ジーパンのデニムの織り方ですね。


ツイルとも言います。


平織り、


朱子織(サテン)と合わせて


三原組織の一つです。



その綾織りですが、


綾織りを織るためには


基本的にはペダルが4本必要です。


正確には、


ペダルと連動した綜絖(ソウコウ)


という糸を開口する道具が4枚必要です。



私の機は一応拡張できるように


ペダルは4枚ついていますが、


ソウコウは4枚付くようにはなっていません。




それに、


今回は全体に綾織りを入れるのではなく


一部だけに入れるので


完全にソウコウが4枚有る必要はないのです。




というわけで、


今回は糸ソウコウを使ってみることにしました。



RIMG0545_R.jpg



ペダルを踏むかわりに、


糸をつけた棒


(今回はアフガン針)


を上げ下げさせて糸を開口します。



4枚のソウコウの代わりなので、


糸ソウコウの棒も4本用意します。



RIMG0512_R.jpg



これで経糸を開口して


織っていくと、


上のような模様が現れてきます。



物の本にはこうすると綾織りができる、


と書いてあって


自分でもそういうものかと思っていましたが、


実際に模様が出てくるとちょっと感動。


いっぱい写真を撮ってしまいました。



ちなみにこの糸ソウコウは


毎回前後に滑らせるので、


摩擦でかなり毛羽立ってきます。



最初は普通の綿糸を使っていたのですが


摩擦で切れてしまいました。



RIMG0604_R_20171129182049286.jpg



途中からレース糸に替えて、


調子良かったです。





RIMG0525_R.jpg




糸ソウコウを上げる順番を変えれば


こんな模様を織ることもできます。




RIMG0527_R.jpg



こんな感じで、




RIMG0531_R.jpg




上げる順番を間違えなければ


ちゃんと模様が出来てきます。



なんでもそうですけど、


考えた人すごいなーー


と、


いつも思ってしまいます。







[ 2017/11/29 21:13 ] 手織り | TB(-) | CM(0)

織り始めるぞ!~裂きピーへの道その7




こんにちは、ZONOです。



無事に機上げも済んで、


やっと織り始められます。




そのためには緯糸も作らないと。



布を裂いて(切って)いきます。




RIMG0489_R.jpg



ステンレスエッジの定規と


ロータリーカッターで


ひたすら切っていきます。




しかし、


カッターに力を入れると


定規がずれやすい!


なんとかならないかなあ、


と思ってためしてみたのが、



RIMG0490_R.jpg



これ。



定規の裏に


サンドペーパー


(写真の黒い帯状のもの)


を貼り付けてみました。



どんなものかなあ、


と思いましたが、


結構使えます。


まずずれません。


お試しあれ。


これによって快調に


裂き布を作ることができました。




RIMG0500_R.jpg



あと、


織るときのワンアイディアとして


オサかまち


(オサのはまっている部分)


に重り(写真の赤い物体)をつけました。


これは、


オサかまちが重い方が


強く緯糸を打ち込むことが


できるからです。



RIMG0501_R.jpg


ちなみに、


重りは手首に巻いて筋トレするための


ものです。



高校の部活のときに手に入れて


まじめに使っていなかったものですが、


まさかこんな形で役に立とうとは


バレーボールの神様も夢にも思うまい・・・。






あと、


機は基本的に重い方がいいのです。


その方がしっかり打ち込めるから。


だから一般の機は密でしっかりした材で作られています。



しかし、


私の機はやっすーいSPF材でできているので、


打ち込むには軽すぎる!



RIMG0502_R.jpg


しかたがないので


ペットボトルをぶらさげて


織ることにしました。




ああ、


いつもいつも行き当たりばったり・・・。






[ 2017/11/28 18:30 ] 手織り | TB(-) | CM(0)

機上げ!~裂きピーへの道その6



こんにちは、ZONOです。



前回までで整経が終わり、


経糸が揃いました。



いよいよ


機上げという機に経糸を掛けていく作業をします。


RIMG0455_R.jpg



整経ができた状態。



RIMG0467_R.jpg



こんがらがらないように、


くさり編みの要領で


経糸をまとめていきます。



RIMG0468_R.jpg



今後計算することがあるときのために


重さを量っておきます。


ちなみに今回は


経糸総重量は160gくらいでした。



RIMG0469_R.jpg



オサに通していきます。


オサの両端を本に乗せてやると


高さがあって通しやすい。



RIMG0471_R.jpg



オサに通したら、


次はソウコウ通し。


これも一本一本通して、


間違いがないか調べます。



RIMG0479_R.jpg



ここからが一番大変な巻き取り。


経糸がゆがんだり、


テンションが変わったりしないようにしながら


ローラーに巻いていきます。



通常は右手に糸の端を持ち、


左手でローラーを回して一人で


巻取りしています。


しかし、


今回の経糸は非常に絡むので


片手ではさばききれず、


家族に手伝ってもらいました。




RIMG0481_R.jpg



そして巻き終わったら、


ようやく


機上げ終了ーーー!



これで、


やっと、



織り始められます!!














あ、


緯糸作らなきゃ・・・。




[ 2017/11/24 17:20 ] 手織り | TB(-) | CM(0)

お知らせ!!~展覧会~



こんにちは、ZONOです。



今度、


12月の初めに


裂織の展覧会が新宿で催されます。



IMG_20171117_0003_R.jpg



IMG_20171117_0004_R.jpg



裂織の今研究会という団体が主催の、


裂き織り作品ばかりの全国公募の展覧会です。


裂織の今研究会のHPでも同じ情報を見ることが出来ます。




全国公募なので


入選作品が新宿で展示されるのですが、


ZONO作品も入選することができました!!




というわけで、


今このブログでメイキングを


ご紹介している


裂きピーこと


裂き織りピーコートも、


「経緯(たてよこ)裂き布ピーコート」


という作品名で展示されます。




ブログの写真ではなく、


実物を見てみたい!


という方はぜひ会場に足を運んでみてください。


ブログではわからない細かいことまで


分かるかも?




きっと他の先輩がたの


凄い作品たちも見ることが出来るはず。


私も今から楽しみです。



ちなみに、


私は会期初日の


12月4日(月)10:00~14:00


の時間帯に会場におりますので、


来られた方はお声がけ


していただけると


とても嬉しいです。




よろしくお願いします!!





[ 2017/11/18 08:00 ] 作品以外 | TB(-) | CM(0)

整経!~裂きピーへの道その5



こんにちは、ZONOです。



前回までで、


裂き布を撚った経糸ができました。


これからいよいよ


織れる状態にしていきます。



まずは「整経」という作業です。


整経とは


経糸の長さと本数を揃えることです。


まず、


どのぐらいの長さで


どのぐらいの幅の布を織るか決めます。


あとは幅1cmあたりの経糸の本数を決めれば


全体の本数が決まります。



今回は裂き布を使った経糸で


糸が太いので、


粗めの1cmに3本のオサ


(緯糸を打ち込むときに使う道具)


を使うことにしました。



RIMG0442_R.jpg



本数が決まったら、


写真のような整経台で長さと本数を揃えます。


RIMG0443_R.jpg



このときどういう順番で


どの色の経糸を揃えていくかで


縦の縞の出方が決まります。




RIMG0451_R.jpg



木枠の台を後ろに置いて、


木枠から直接整経しました。



RIMG0455_R.jpg



そして整経が出来ました!



RIMG0458_R.jpg



経糸の縞はこのようになっています。


こうして見るとぼそぼそしてるなあ・・・。



RIMG0459_R.jpg




整経が終わったら、


要所要所を縛ります。




さあ、


次回は機に経糸を掛けていきます!








[ 2017/11/16 12:00 ] 手織り | TB(-) | CM(0)

改良、そして。~裂きピーへの道その4






こんにちは、ZONOです。


「裂きピー」は


「裂き織りピーコート」のことです。




前々回に木枠への


巻き取り失敗のお話しを


お伝えしました。


RIMG0376_R.jpg




ああ、


今見ても無残・・・。



これは木枠の端から


裂き布が落ちてしまうのが原因でした。




そこで、


こんなことをやってみました。



RIMG0410_R.jpg



木枠の端にクリップをつけて


なんとか落ちないようにしています。


RIMG0411_R.jpg



とりあえず応急処置としては


なんとかなりました。



でもまあ、


結局たくさん巻いたら


だめなんですよね・・・。




あと、


裂くときの話をすこし。



裂く前に着物をほどくわけですが、


そうすると縫い糸の切れはしを


抜いていかなければいけません。



いままで毛抜きで抜いたり、


ガムテープを貼って剥がしたりしていました。



しかし、


ふと思いついたのがこれ。


RIMG0417_R.jpg



生地にもよりますが、


コロコロを使うとカンタンにとれる


ことがわかりました。



あんまりうまく取れない生地も


ありますが、


なかなか効果的な生地もありました。




そして、


裂く。


巻き取る。


撚る。


(↓よりかけの風景)


RIMG0379_R.jpg




いくつもの工程を越えて、


ついに。



RIMG0431_R.jpg



経糸ぶんの裂き布が


揃いました!!





結局、


糸作りが一番大変ね・・・。



RIMG0433_R.jpg



↑の写真で木枠や糸に


貼ってある数字は


座繰りで巻き取ったときの


木枠の回転数です。



私の座繰りにはカウンターが


付いていなかったので、


機械編みの編み機のカウンターを


改造して取り付けました。




うまくいくかな?


と思いましたが、


きちんとカウントしてくれて


今回の経糸作りに


大いに役立ちました。




さあ、


経糸もできて


これからやっと


織りの準備段階に入ります!!








[ 2017/11/13 12:05 ] 手織り | TB(-) | CM(0)

撚りかけ~裂きピーへの道その3




こんにちは、ZONOです。



「裂きピー」は


「裂き織りピーコート」の略です。





RIMG0378_R.jpg




前回までで裂き布を作りました。


今回は


経糸にも裂き布を使うので、


そのぶんには


よりをかけておかなければ


いけません。



裂き布をそのまま


経糸に使えば


張力で切れてしまいますから。




RIMG0382_R.jpg




どのぐらいよりをかければいいのか


わからなかったので、


とりあえず


上の写真のように


軽くよりをかけて


試し織りしてみました。



しかし。


すぐに切れる。



色々と試し織りしてみた結果、



RIMG0383_R.jpg




このくらいは


しっかりよりをかけた方が


いいようです。




RIMG0379_R.jpg



ちなみに、


こんな環境↑でよりをかけています。


中央右よりのイスの手前にある


白い四角いものが


裂き布を巻いた木枠です。


そこから裂き布を


左へ持ってきて


中央左よりの電動糸車にかけます。



そうしたら


洗濯のりを浸み込ませたふきんで


裂き布を挟み、


のりを浸み込ませながら


よりをかけます。


(箕輪先生の方法です。)


中央の床に置いてある銀色のボウルに


洗濯のりを溶かした水が入っています。





それでボビンいっぱいまで


よりをかけて巻き取ったら、



今度は


糸車の向かって下にある


座繰りで、


木枠によった裂き布を


巻き取っていきます。



これが作業の流れです。




こんな感じで


どんどん裂き布をよっていきます。




RIMG0385_R.jpg



こんな感じの柄の


裂き布も


よりをかけると・・・




RIMG0386_R.jpg



こんな糸になります。






RIMG0393_R.jpg



あとは、


洗濯のりでまだ湿ってますので


よく乾かしておきます。




これを、


ただ


ただ


ひたすら


繰り返す・・・。

















[ 2017/11/02 12:00 ] 手織り | TB(-) | CM(0)